ゲームセンターのメダルゲームコーナーでトップクラスのインカムを誇るスターホース。
その最新作である『スターホース4』が発表されました。
人気がある新しいゲーム機なら、ゲームセンターは儲かってウハウハだと思うかもしれませんが、実は違うんです。
プレイ人口も多く、ユーザーからの期待が集まる新作ですが、ゲームセンターからは悲鳴があがっています。
今回はスタホ4発売でゲームセンターから悲鳴があがっている理由と、気になるスタホ4の稼働日について解説します。
目次
スターホース4の稼働日は
発売元のセガからの公式発表です。
2019年11月20日(水)から全国稼働開始します。
しかしスターホース3が稼働開始した時は、セガが全て設置、組み立て作業を実施していましたので、スタホ4も同様の場合、全国一斉稼働は難しいと思われます。
ですのであなたの近くのゲームセンターでは、11月ではなく12月、または2020年稼働になる可能性もあります。
スターホース4発売でゲームセンターは悲鳴をあげている
スタホ4発売でゲームセンターが悲鳴をあげている理由について解説します。
筐体価格が高い
まず筐体価格がめちゃくちゃ高いです。
スタホ3でもフルセット(サテライト10席込み)で約5千万円しました。
サテライトは1席あたり約200万円します。
スタホ4はそれ以上になる可能性が高いです。
ほとんどのゲームセンターは購入ではなく、リース契約で設置すると思いますが、それでもかなりの値段です。
昨年末から続く、『ガンダムエクバ2』『WCCF FOOTISTA』『maimaiでらっくす』などのバージョンアップではない新筐体リリースで、ゲームセンターは筐体購入に莫大な費用がかかっています。
(あれ、セガ系のゲームが多いですね・・・)
大幅なシステム変更
スタホ4から新たなシステムが多数導入されます。
その中でも『MESTA』と呼ばれる電子メダルシステムです。
これはスターホース専用のメダル管理システムで、従来のメダルは使用できません。
更に、設定からメダルの価格までセガが決めるので、ゲームセンター側で大幅に安くするといった設定変更ができません。
ユーザーは新たにメダルを購入しなければならないので、一見すると売上が上がるように思えます。
しかし、設定が一律なのでゲームセンターは競合他店との価格競争ができなくなるのです。
これまで設定はゲームセンター側で変更できていたので、1メダル100クレジットや、10万円100万枚などのぶっ飛んだ設定で、スタホユーザーを囲い込んでいたゲームセンターがあるのですが、この手法が使えなくなります。
これによりこういった設定でスタホオンリーで稼いでいたゲーセンは経営が困難になります。
セガの狙いとしては、全国対戦があるのに、各店でメダルのレートに大幅な差分があると有利不利が顕著に出るので一律にしたいのでしょう。
これまで激安レートというアドバンテージがなくなるので、ユーザーはより近くの店舗や、台数の多いゲームセンターに流れてしまう可能性が高いです。
現段階で売上が激減している
スタホ4が発表されたので、現行稼働のスタホ3を頑張ってプレイする理由がなくなってしまっています。
ある程度の引き継ぎ要素はあると思いますが、メーカーも新しいゲームにお金を使ってもらう為に、新要素に強い馬やシステムを導入します。
カードゲームで新しいカードが出たら強さランキングが一新されるようなものですね。
ユーザーもこれがわかっているので、現行のスタホ3にお金を使う人は減少しているのです。
ですのでゲームセンターは年末のスタホ4の稼働開始までメダルの売上が見込めないのです。
ユーザーも注意が必要
スタホ4に変わるとこれまでのスタホ3とシステムが大幅に変わります。
スタホ4のロケテストでは、メダルのレートは1万円で4万枚でした。
サービス開始されるとレートが変わる可能性がありますが、これは1メダル10クレと同等のレートです。
現行稼働は20クレやそれ以上のレートで運営している店舗が多いので、これまでのペースでクレジットを消費するとあっという間にメダルがなくなってしまいます。
調教料がデフォルトで4倍になっているとの情報もあります。
そして電子マネー決済により、札束で殴り合う『ガチャ』システムが導入されます。
これまでのスタホとは完全に別物になると思った方が良いかもしれません。
良い方向に変わると良いのですが、『WCCF FOOTISTA』のようにならない事を祈ります。
スタホの歴史
STARHORSE(スターホース)とはセガ・インタラクティブ(2015年3月まではセガ)の競馬メダルゲーム。
2000年に第1作が稼働。シリーズ作品であり、続編として
- 2001年:STARHORSE 2001
- 2002年:STARHORSE 2002
- 2003年:STARHORSE PROGRESS
- 2005年:STARHORSE2 NEW GENERATION
- 2006年:STARHORSE2 SECOND FUSION
- 2007年:STARHORSE2 THIRD EVOLUTION
- 2008年:STARHORSE2 FOURTH AMBITION
- 2009年:STARHORSE PROGRESS Returns / STARHORSE2 FIFTH EXPANTION
- 2010年:STARHORSE2 FINAL DESTINATION
- 2011年:STARHORSE3 SeasonI A NEW LEGEND BEGINS
- 2013年:STARHORSE3 SeasonII BLAZE OF GLORY
- 2014年:STARHORSE3 SeasonIII CHASE THE WIND
- 2015年:STARHORSE3 SeasonIV DREAM ON THE TURF
- 2016年:STARHORSE3 SeasonV EXCEED THE LIMIT
- 2017年:STARHORSE3 SeasonVI FULL THROTTLE
- 2017年: StarHorse Pocket
- 2018年: StarHorse3 SeasonVII GREAT JOURNEY
- 2019年: STARHORSE4(発売予定)[1]
が稼働開始している。
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まとめ
以上、スタホ4の発売でゲームセンターが悲鳴をあげている理由と、稼働予定日の解説でした。
ポイント
・高額な筐体購入費
・レートの一律化
・現行の売上大幅減
これらの要因でゲームセンターは悲鳴をあげています。
体力(資金力)のないゲームセンターは閉店に追い込まれる可能性もあります。
新しいゲームが出るからとホイホイ購入するわけにもいかないんですよね。
絶対売上が取れるっていうゲームなら良いですが、大コケするゲームもたくさんあるので・・・
>>【ゲームセンター殺し?】クソゲーオブザイヤーアーケード2018
でも新しいゲームが出ないとゲームセンターは衰退の一途を辿るしかありません。
みんながプレイしたくなるような楽しいアーケードゲームがどんどん発売されると良いですね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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