ゲームセンターのプライズゲーム機の新型「パワーポイント・エス」(POWERPOINT・S)が2019年夏に稼働開始予定となっています。
プライズゲーム機の主流である2本爪や3本爪のクレーンゲーム機のような掴んで落とすというゲーム性と異なり、
棒で景品を突き上げて落とすという新しいゲーム性となっています。
新作プライズゲーム機の仕様ってどうなっているか気になりますよね。
- どうやって遊ぶの?
- どうやって取るの?
- 絶対取れないようにできてるんじゃないの?
今回はパワーポイント・エスの仕様と攻略について解説します。
目次
パワーポイント・エスとは
開発:スタンバイ(株)/WAHLAP.TECH
販売価格:約70万円
稼働開始:2019年夏予定
スタンバイ株式会社は、他に「トリプルクレーンミニ」や「トリプルクレーンクリスタル」「みにっちゃ!」を製造・販売しております。
遊び方
遊び方は、お金を投入してレバーを動かすと棒の位置を操作でき、ボタンを押すもしくは制限時間切れで棒が上に伸びます。
伸びた棒で下から景品を突き上げて、動かして落とすと景品をゲットできます。
網の位置にも注意しながらの操作が必要です。
景品のちょっと後ろを押すと動きやすそうです。
攻略
「的確な位置を棒で押す」のがポイントなので、
最近の流行のプライズゲーム機のような確率や運の要素が低い「スキル」が必要なゲーム機になっています。
よっぽどの傾斜がない限り一番奥から転がして取るのは難しそうなので、一番手前部分のちょい後方を押し上げるのが取るポイントです。
景品の重心を把握し、重心の少し後方を押し上げて落としましょう、重心からずれると落とし口と違う方向に転がってしまうので。
棒の先端のサイズや、バンパーの高さで難易度が激変しそうです。
棒がどこまで上昇するのか、網の隙間のサイズはどうなっているのかを見極めるのが必要です。
2段積みの景品の場合は、下段の景品を押し上げて上段の景品を押し出すよりも、直接上段の景品を棒で押し上げるのが良いです。
景品が変な位置にいってしまったら、店員さんに位置を直してもらいましょう。
仕様
- 景品フロアは「高さ」「角度」「網の目の大きさ」「エッジの高さ・枚数」を調整可能
- 景品を突き上げる棒の先端のサイズは2種類
- 前回失敗位置の棒部分から再チャレンジ設定も可能
- 通常プレイの他に制限時間制にも切り替え可能
押し上げる高さやパワーの調整が可能かは現時点では不明です。
景品フィールドの高さが調整できるので、ここの高さで難易度を調整すると思われます。
ゲームの特性上、アームサイズに左右されないので、様々なサイズの景品に対応できるというメリットがあります。
マスコットを山積みにしたり、お菓子の丸い缶を並べたり、お菓子のパイプボックスを並べたりと色々なバリエーションができます。
ゲームセンター側の目線
ゲームセンターがこのプライズ機を運営する時、難易度が高そうだと感じました。
- 位置直しで頻繁に接客対応が必要になる点
- 景品単価の高い景品で何十回も粘るのは難しい点
- 仕掛けの微調整が難しそうな点
これらの点で、店員目線としましては運営が難しいと判断します。
プライズゲームのドキドキハラハラ感を出すのにシビアなコントロールが求められ、取れない設定にするとクレームに合う可能性が高いです。
確率機や運ゲーのように、仕様ですで逃げるのは厳しそうなので。
お菓子などの単価が安くて大きい景品が向いてそうです。
ただ、アイデア次第で色々な仕掛けが作れそうなので、担当者の腕の見せ所ではありますね。
YouTubeロケテスト動画
パワーポイント・エスのロケテスト中の様子がYouTube動画にアップされているので、実際の動きはこちらで確認してみてください。
その他の新型プライズゲーム機
2019年5月にバブルキャッチャーという新型プライズゲーム機も稼働予定となっています。
こちらの記事で紹介しているので是非チェックしてみてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
新型プライズゲーム機「パワーポイント・エス」について解説しました。
棒で突き上げるという新しいゲーム性を持ったこのゲーム機、実際に稼働開始したら人気が出るのでしょうか。
ゲームセンター全体での市場規模は縮小傾向にありますが、プライズゲームの市場規模は増加傾向にあるので、
各メーカーのプライズゲームの開発は活発化しているようです。
新しいゲーム機というのは楽しみなものですね。