あなたは「ゲーセンで出会った不思議な子の話」を読んだ事ありますか?
2012年1月頃にネットの掲示板に投稿され、瞬く間に数千万人が読んだと言われるスレッドです。
2013年には書籍化されるほどの人気作となりました。
「感動した」「ボロ泣きした」「ホント泣ける」と沢山の人を感動させたこの作品、
ストーリーは「ゲーセンで格ゲーやってたら可愛い女の子と出会って、仲良くなって付き合ったけど、実は彼女には・・・」というものです。
物語冒頭で不思議な少女は格ゲーに負けた事でボロ泣きし、それを慰めた主人公に対して惚れてしまうという、
ゲームセンターで遊んでいる方はこんな出会いがあったらいいなとか思ったりしませんか?
「いやいや、こんな出会いなんてあるわけないじゃん」
「いや、もしかしたらワンチャン・・・」
なんて考える方へ、
ゲームセンターで10年以上働いていた私が、ゲームセンターで現実的にこんな出会いがあるのかについて考察します。
その他のゲームセンターでの恋愛物語だと、漫画の「ハイスコアガール」も有名ですね。
ネットの掲示板の出会い話だと「電車男」が有名ですね。こちらはドラマ化も映画化もされてます。
「ゲーセンで出会った不思議な子の話」もドラマ化や映画化されるのでしょうか。
目次
ゲームセンターで出会った不思議な子の話は現実で起こり得るのか
結論から言うと、起こり得ます。
しかしこの物語のように格ゲーで出会える確率で考えると99.9%くらい無いです。
ゲームセンター全体での出会いなら確率はグッと上がります。
なぜ確率が低いのかと言うと、
◆格ゲーやっている女性がほぼいない
「ゲームセンターで出会った不思議な少女の話」や「ハイスコアガール」での出会いは格闘ゲームでしたが、
現実で格闘ゲームをゲームセンターでやっている女性はほぼいません。
皆さんもゲームセンターでの記憶を思い出してみてください。
格闘ゲームやっている女性を見たことがありますか?
ありませんよね。
私も10年以上ゲームセンターで働いていましたが、
格闘ゲームの「鉄拳」・「ストリートファイター」・「KOF」などで女性がプレイしているのを見た事がありません。
「全くいない」と言う事はないでしょうが、「格闘ゲームをやっている」「可愛い」「同年代」の女性と出会う確率はほぼ無いに等しいでしょう。
そもそもフィクション(創作)
「ゲーセンで出会った不思議な子の話」はそもそもフィクションであったと作者が明かしています。
公表された当時は、「実話だと思って感動俺の気持ちを返せ」等と批判が相次ぎました。
「出発点は、ゲーセンにこんな子がいたらいいなという私の妄想です。」
「こんな女の子がゲーセンに通っていたらどんな物語が紡ぎ出されるのだろうと考えてスレッドに書き込んでました。」
と作者自身の発言があります。
やはりゲーセンでこんな良い出会いなんて妄想でしか起こり得ないのでしょうか。
もしゲームセンターで出会うなら
格闘ゲームで出会うのはほぼ不可能に近いですが、他のゲームであれば可能性はあります。
前提条件は「女性もプレイするゲーム」ですね。
女性のプレイ人口がいる、実際にプレイしているのを見たことがあるゲームは、
- UFOキャッチャー
- チュウニズム
- maimai
- ダンスラッシュ
- DDR
- ディシディアファイナルファンタジー
- ガンスリンガーストラトス
- ロードオブヴァーミリオン
あたりですね。
上から順に人数が多いイメージです。
このあたりをプレイしていたら何かのきっかけで女性とお話する事があるかもしれません。
チラチラと様子を伺うと気味悪がられるので注意しましょう、きになるのなら思い切って話しかけてみましょう。
意外とゲームセンターで知り合ったと言うカップルの話も聞きますしね。
付き合うとまではいかなくても、共通のゲームをプレイしていると言う事は、仲良くなるきっかけにはなりやすいです。
ゲームセンターで出会った不思議な子の話とは
以下のサイトにて掲示板に挙げられたスレッドを読む事ができます。
興味のある方はご覧ください。
考察まとめ
「ゲーセンで出会った不思議な子の話」のような出会いは起こり得るのかについてのお話でした。
あるか無いかで言ったらあると答えますが、現実的にはほぼ無いに等しい確率です。
しかし、女性がある程度プレイしているゲーム機でならば出会うきっかけにはなり得ます。
「ただしイケメンに限る」とまでは言いませんが、話しかける際は身なりや話し方には注意しましょうね。
「不潔であったり」、「ダサかったり」、「汗臭かったり」、「キョドッたり」、「じっと見ていたり」しないようにしてから声をかけましょう。
そんな人が話しかけると、不審者に思われてしまいますよ。
実際ゲームセンターで働いている時に、女性のお客様から「変な人に声をかけられた」と助けを求められる事がままありましたので・・・
それでは良いゲーセンライフを!