皆さんはクレーンゲームをプレイして、すぐ景品が取れたことありますか?
なかなか無いですよね。
・「ぬいぐるみやフィギュアが全然取れない!!!!」
・「UFOキャッチャーに何千円も使ったのに取れなかった!」
・「アームのパワーが弱すぎる」
・「接客がひどい!2度と行かない」
そんな悔しい思いをした事ありませんか?
Twitterでは連日ゲーセンは全然取れないとか、接客がひどいといったツイートや書き込みを見かけます。
でもYouTubeではクレーンゲームで乱獲している動画がたくさんあがってますよね。
他にも店員さんが優しくて取らせてくれた、数百円で取れたっていうツイートもよく見かけます。
景品が簡単に取れるって羨ましいですよね。
クレーンゲームで取りやすい、取りにくい、この違いって何なのでしょう?
・たまたま自分がプレイした時は運が悪くて取れなかった?
・次行ったら取れるかも?
・YouTube動画のようにやったらすぐ取れるかも?
違うんです!
ゲームセンターのクレーンゲームは、取りやすい店と取りにくい店があるんです!
全国チェーン展開しているようなセガやタイトー、ラウンドワンの中でも、店舗によって取りやすい、取りにくい店があるんです。
取りやすい店と取りにくい店を見分けれないと、また悔しい思いをする事になりますよ。
私はゲームセンターで10年働いていました。
日々UFOキャッチャーの仕掛けを作っていましたし、休みの日は他のゲーセンをチェックしてまわってました。
自分で仕掛けを作ったり、たくさんゲームセンターを見ていると、取りやすい・取りにくいがすぐにわかるようになりました。
そこで今回は、私が得た知識を元に、クレーンゲームで景品が取りやすい店と取りにくい店の見分け方を解説します。
悔しい思いよりも、景品が数百円で取れたってツイートで自慢したいですよね?
目次
クレーンゲームで取りにくい店の見分け方5選
では早速クレーンゲームの景品が取りやすい店と取りにくい店の見分け方を解説します。
まずは取りにくい店5選から!
5パターンのなから複数該当すればより取りにくい店です。
正直その店でプレイするのはやめた方が良いです。
取りやすい店は次項で解説します!
人気景品の在庫が大量にある店
あなたが欲しい景品があって探している時に、ある店では売り切れているのに、ある店では大量に在庫がある、そんな状況見た事ありませんか?
特にフィギュアでそうなっているケースが多いのですが、需要があるのに大量に在庫がある。
これって全然取れないって事ですよね。
店側の「需要があるからお金を搾れるだけ搾り取ろう」って魂胆が見え見えです。
そんな店は他の景品ももちろん取りにくいです。
逆に人気景品がすぐ無くなっている店舗は取りやすいです。
本来であれば需要がある景品は難易度を高くしなければならないのに、
すぐ無くなるのは「店員の仕掛けスキルが低い」「搾り取る気がない」可能性が高いからです。
わかりやすい人気景品は、ワンピースやドラゴンボールの「ワールドコレクタブルフィギュア」です。
このワーコレシリーズは、コアなファンがいるので、オークションなどでも高値で取引されています。
繁忙時間帯に周りのお客さんが景品を持ち歩いてる店
土日や祝日の繁忙時間帯(13時〜18時)でお客さんで賑わっている時に、周りのお客さんを見てみてください。
景品を持っている人どれくらいいますか?
全然いなければその店は景品が取りにくい店です。
一番の稼ぎ時に景品を持っている人が少ない店は、商売が下手または理解していないからです。
店舗側目線で考えた時、クレーンゲームコーナーで売上を上げる為には、最初の100円をいかに投入してもらうかがポイントとなります。
1回やってみて惜しい!って思ったらまた次もやってしまいますよね?
最初の100円を投入しやすくするには、景品が取れるというイメージを付ける事が重要です。
景品が取れるイメージを付ける為に、人が多い時間帯は景品をわざと取れやすくします。
たくさんの人が景品が取れていたら、「自分もやれば取れるかも?」って思ってやりたくなりますよね。
洋服屋さんのタイムセールと同じ感じです。
ピークタイムですら景品を取りやすくしない店は通常ではもっと取りにくい店なのです。
UFOキャッチャーをプレイする前に、周りのお客さんが景品を持っているか必ずチェックしてください!
S字フックで釣り上げる仕掛けのS字の幅が異常に狭い店
よくあるS字フックで景品やリングを釣り上げる仕掛けで、異様にS字の幅が狭い物を見たことありませんか?
上の写真を確認してみてください。
明らかに釣り上げるリングより幅の狭いS字フックだらけです。
これ100%取れません。
これは店側が「こんな狭くしてもどうせわからずにプレイするだろ」ってお客さんをバカにしているのです。
そんな考えをしている店が他の景品も取れるようにしてるわけありませんよね。
こういう所で良し悪しを判断する事ができます。
フィギュアせどりや転売をしている人が来ない店
フィギュアをたくさん袋に入れて持ち歩いている人見た事ありませんか?
それはフィギュアせどりや転売をしている人です。
ゲームセンターで景品を安く取って、ネットで高く売って利益を得ています。
その為、景品が取りにくい店舗では仕入れ値が上がってしまって利益が減るのでそもそも寄り付きません。
フィギュアは需要が高く、利益率が高いので、ゲームセンターは基本的に取りにくく設定しています。
同じ原価でも、ぬいぐるみだと2,000円で取れるように設定しているのに対し、フィギュアだと3,000円設定だったりします。
つまりフィギュアをたくさん持っている人がいる店は、取りやすい店なのです。
フィギュアせどりについては別記事で解説してます↓
>>ゲームセンターせどりは儲かる?フィギュア価格の調べ方と販売方法
ショッピングモール内の店と規模の小さい店
ショッピングモール内にある店は取りにくい店が多いです。
ショッピングモールはたくさん来場があるので、景品を取りやすくしてなくても売上がある程度取れるのと、
取れないイメージがついたとしても、ショッピングモールには足を運んでしまうのでまたプレイする人が多い為です。
実際店員さんが接客しているシーンをほぼ見た事ありません。
強気な店舗は景品を取りやすくしませんとUFOキャッチャーにPOPを貼り付けています。
規模が小さい店舗も取りにくい店が多いです。
来場が少ないので、来た人から搾れるだけ搾ろうとするからです。
「これいつの景品?」っていうくらい古い景品が置いてある店舗は危険です。
ショッピングモールの設定についてもっと知りたい方はこちらをお読みください↓
>>ショッピングモールのクレーンゲームをやってはいけない5つの理由
クレーンゲームで取りやすい店の見分け方5選
続いてクレーンゲームが取りやすい店の見分け方を解説していきます。
5パターンの中から複数該当する店が取りやすいです。
ただ、取れやすいといっても1回で取れるとかでは無いので注意してください。
店員さんがフレンドリーな店
店員さんがフレンドリーな店は取りやすいです。
クレーンゲームは基本的に、自力ではなかなか取りにくい仕掛けになってます。
その為店員さんのサポートが必要になるので、きちんと接客してくれる店を選ぶのがポイントです。
見分けるポイントは、店員さんとすれ違うときに会釈、もしくは挨拶をするかどうかです。
また、あなたがUFOキャッチャーをプレイしている時、店員さんが通った時にあなたを見るかどうかもポイントです。
店員さんがあなたを見てくれるという事は、何回やっても取れない時にサポートしてくれる可能性が高いのです。
店員さんが多い店
店員さんが多い店も取りやすい店です。
理由は、店員さんに取りやすくしてもらおうとした時に、断られても違う人に頼めば取りやすくしてくれる可能性があるからです。
複数店員さんがいれば、優しい店員さんもきっといるはずです。
新人さんとかチャンスですね。
店員さんへの良い交渉のやり方はこちらで解説してます↓
>>クレーンゲームで取りやすくする為のゲームセンター店員との交渉術
お客さんが多い店
お客さんが多い店は狙い目です。
繁華街などにある稼働が高い店舗ですね。
理由は、クレーンゲームは最近「確率機」が多いので、ハイエナが狙えるからです。
確率機について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください↓
>>クレーンゲームの確率機とは?仕様と攻略法・確率を無視する裏技を解説
景品の入れ替わりが多い店
ここは1回目の来店で見分けるのは難しいのですが、何回か来店するとよくわかります。
景品の入れ替えが多い店舗は、設定ミスする可能性が高くなるので、設定ミス台を探しやすいです。
何回行っても同じ景品がココにあるなぁ・・・っていう店は危ないです。
また、入れ替わりが多い店は、納品数が多いので、不良在庫を抱えるとすぐに倉庫が溢れてしまうので、取りやすくしている景品が多いです。
クレーンゲームの台数が多い店
クレーンゲームの台数が多い店も比較的取りやすい店です。
台数が多い分クレーンゲームの設定ミスの確率も上がります。
基本的にすぐ取れるようなゲームセンターはなかなか無いので、いかに設定ミス台を探すか、設定ミス台がある確率が高いかがポイントです。
全国チェーンの店でも取りやすい店と取りにくい店がある理由
セガ・タイトー・ナムコ・ラウンドワンなどの全国チェーン展開しているゲームセンターでも、店によって取りやすい取りにくいの差があります。
全国チェーン展開している店舗は、「景品が1個取れるのにいくらかかる」という基準を設けているのですが、その店舗のスタッフの運営・管理スキルによってバラツキが発生してしまうのです。
実際私がゲームセンターで働いていた時に、全店の毎月の売上と景品の使用金額の数字を見る事ができたのですが、
取りにくい店舗と取りやすい店舗で、約10%もの原価率の差が発生していました。
この10%というのは、景品1個取れるのに平均で約800円も差があるという事です。
例えば、同じ景品がある店舗では2000円で取れるのに、ある店舗では2800円で取れる。
普通にお金を出して買うお店で考えた時に、この差はありえないですよね。
約30%もの販売価格に差があるのです。
平均でこれだけの差があるので、景品によってはもっと差が出ます。
これにより全国チェーン展開している店舗でも、取りやすいって言われる時と、全然取れないって言われる時があるのです。
まとめ
クレーンゲームで取りやすい店と取りにくい店の見分け方でした。
取りにくい店
・人気景品の在庫が大量にある店
・繁忙時間帯に周りのお客さんが景品を持ち歩いていない店
・S字フックで釣り上げる仕掛けのS字の幅が狭い店
・フィギュアせどりや転売をしている人が来ない店
・ショッピングモール内の店と規模の小さい店
取りやすい店
・店員さんがフレンドリーな店
・店員さんが多い店
・お客さんが多い店
・景品の入れ替わりが多い店
・クレーンゲームの台数が多い店
取りにくい店のポイントが複数当てはまる店は景品が取りにくいです。
UFOキャッチャーにお金を投入する前に、一旦店をぐるっと1周見て確かめてみましょう。
景品が取りにくい店、いわゆるボッタクリの店はそんな怪しいポイントがいくつもあります。
そんな店でお金をたくさん使ってボッタクリだーって騒いでも、そりゃそうでしょってなります。
普通そんな怪しい店に入ろうとなんてしませんよね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。