クレーンゲームで取りやすくする為のゲームセンター店員との交渉術

ゲームセンターのクレーンゲームで景品がなかなか取れない時、

店員さんに取りやすくしてって頼む事ありますよね。

 

取りやすくしてくれる時もあれば、

全然取りやすくしてくれない時ありませんでしたか。

 

その違いって何だと思いますか。

それはあなたの店員さんへの交渉のやり方が、良いのか悪いかで変わってるんです。

ただ闇雲に「取りやすくして」って言っても逆に取りにくくなるって知ってましたか?

 

UFOキャッチャーで景品を100円でも安く取るには、

店員をうまく使う」「取れやすい台を見分ける」「テクニックを磨く」必要があります。

今回はその、「店員をうまく使う」為の交渉術を、ゲームセンター勤務歴10年だった私が解説します。

 

クレーンゲームで取りやすくする為の店員との交渉術

交渉のイメージ画像

では早速景品を取りやすくするゲーセン店員との交渉術を解説します。

ポイントは「適切なタイミングでお願いする」です。

 

UFOキャッチャーにお金を100円使っている時の「取りやすくして」と、

お金を2000円使っている時の「取りやすくして」は全く違うのです。

 

あなたがいきなり「取りやすくして」と言っても店員さんは取りやすくしてくれません。

「取りやすくして」と頼むのであれば、きちんと手順をふむ必要があるのです。

 

まずはよくあるNGな交渉の仕方を解説します。

 

NGな交渉術

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◆いきなり取りやすくしてと言う

あなたは初対面の相手にお金くれって言いますか?

私は言いません。

それと同じことを店員さんにしていると思ってください。

 

見ず知らずの人から「この壺○万円で買いませんか?」って言われても買いませんよね。

よく通っている店や友人がいる所では「これサービスだから」と言って何かしてもらえる事ありますよね。

 

人は見ず知らずの他人には厳しく、自分の仲間には優しくしようとします。

特に初対面の相手に横柄な態度を取られると人は心を閉ざします。

 

ゲームセンターの店員も同じです。

いきなり「取りやすくして」と言われても「イヤ」って思うのです。

でも接客業だからそれっぽく反応しますが、内心「取りやすくしてたまるか」って思います。

 

実際私がゲームセンターで働いていた時、

これでもかと言うほど初対面で「取りやすくして」って言われましたが、

取りやすくしようと思ったことなんてありませんし、しませんでした。

 

◆もう○○円使ったと言う

これもよくあるのですが、「UFOキャッチャーの景品は3000円で1個取れるようになっている」というのを知っているのか、嘘をつく人がいます。

 

「景品がどれくらい動いているか」「どれくらいの時間そこに居たか」「機械の売上数値」

など様々な状況から、実際3000円使ってるかどうかなんてすぐわかるので、

そんな嘘をつく人には、より取りにくい置き方にしてました。

 

そういう人はだいたい景品の位置なんて覚えてないので、

動かすフリをしながら最初の位置より奥に置き直します。

 

◆高圧的な態度で言う

取りやすくしろ、詐欺だ、と文句を言いながら店員に高圧的な態度を取る人がいますが、

社員に対応交代されて取りにくくなったり、出入り禁止になったりするのでオススメしません。

最近はカスハラという言葉も生まれていますので、注意が必要です。

 

カスハラについてはこちらの記事で解説してます↓

タイトルのイメージ画像
ゲームセンター店員が実際に出会った迷惑な客【カスハラ被害】

続きを見る

 

取りやすくする為の交渉術

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さて、NGな交渉術を学んだところで、核心の取りやすくする為の交渉術を解説します。

 

◆一度会話をしておく

まず店員さんと会話をしておきましょう。

 

・欲しい景品をセット位置に直してもらう

「この景品初期位置に直してもらえますか」「こっちの景品に置き直してもらえますか」

 

・欲しい度をアピールする

「○○の景品ってどこにありますか」「○○の景品欲しくてきたんですよ」「○○が絶対欲しいんです」

 

ゲームセンターの店員は、「とりあえず何か取れるかやってみようという人」や「転売目的で来た人」には良い印象を持っていないので、

逆にこの景品が欲しくてたまらないという人には優しくしようとします。

 

・お礼を言う

「忙しそうですね」「大変そうですね」

何かしてもらったら「ありがとう」と言いましょう。

 

ゲーセンは横柄な態度を取る人が多いので、優しい言葉を投げかけられると弱いです。

 

この時点で無愛想な店員さんなら以降の交渉はかなり厳しいです。

会話しながらチョロそうだなって思ったらここで「取りやすくして」と言うのもアリかもしれません。

 

◆お金を使っているのを店員に見せる

実際に何回かプレイしているのを店員さんに見せましょう。

プレイしているのを見せることで、本当に欲しい景品なんだというのを認識してもらえます。

 

◆ある程度お金を使ったら店員を呼ぶ

800円くらい使ったら店員さんを呼んでみましょう。

ここで使うのは「どこを狙ったら取りやすくなりますか」です。

 

そうすると店員さんは「○○を狙ったらいいですよ」と返してきます。

そこですかさず「そこ狙ったけど動きませんでした」と返すのです。

色々狙ったけど動かないけどどうしよ感を出せば、

店員さんは取りやすく景品を動かさざるを得なくなるのです

 

※800円はぬいぐるみなどの原価です。

最低限ここを超えておけば、店員さんも景品を取りやすく動かします。

 

◆もう1回交渉

先ほどの交渉でゲットできれば良いのですが、取れなかった場合、再度何回かプレイします。

その後店員さんを呼んで、

「どうしても○○が欲しいけどなかなか取れない」「取りやすくしてお願い」

と交渉しましょう。

ある程度お金を使っているとわかっていれば店員さんはサービスしてくれます。

 

何回か会話をして印象付け、「この人には優しくしたい」と思わせるのがポイントです。

 

初対面でも仲良くなれる方法はこちらの記事で解説してます↓

ゲームセンター店員が絶対に使うべきお客さんとの会話術【接客テクニック】

続きを見る

 

店員側の心理

店員のイメージ画像

ここからはゲームセンターの店員はどう思っているのかについて解説します。

アルバイトは、会社から「景品1個○○円で取れるように接客しなさい」と言われて接客しています。

ですので取りやすくしてって言われても、なかなか取りやすくできないのです。

 

しかしこれを1人1人の全てのお客さんに実行するのは不可能なのと、

それを監視する社員や上の人もきちんと見ているわけではないので、

実際には店員の気分次第でどうとでもなっています。

 

知り合いだから、友達だから、可愛いから、カッコいいから、優しいから、

そんな理由で取りやすくすることなんてザラにあるのです。

 

絶対○○円で1個取れるように接客するぞなんて店員は10人中1人いるかいないか程度です。

 

交渉の注意点

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この交渉術が実践できるのは、

まともに接客する気があるゲームセンターにしか使えません。

ボッタクリな店やそもそも店員がほとんどいないようなゲームセンターでは効果がありません。

 

まともに接客する気があるゲームセンターは、以下記事の取りやすい店の見分け方を参考にしてください。

クレーンゲームで取りやすい店と取りにくい店の見分け方5選

続きを見る

 



まとめ

以上、クレーンゲームで取りやすくする為のゲームセンター店員との交渉術でした。

まとめると、

ポイント

・いきなり取りやすくしてと言わない

・店員と会話する

・プレイしているのを見せる

・プレイしてから取りやすくしてと交渉する

になります。

 

ゲームセンターの店員さんも人間なので、「大変ですね」とか「ありがとう」と言われると良い印象をもってくれます。

そんな事を言ってくれる人には優しくしようとしますよね。

 

良いお客さんにはついつい店員さんもサービスしてしまうものです。

ついうっかり1発で取れるような置き方をしてしまう事だってあり得るのです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

良いゲーセンライフを!

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