接客業で仕事をしていると、お客様に「セールス」をしないといけないですよね。
「ご一緒にポテトはいかがですか?」
「ポイントカード作りませんか?」
「○○のキャンペーンに登録しませんか?」
など、「客単価を上げる」ためであったり、「リピート客確保」のためであったりと、
会社からセールスをするよう求められ、実行します。
しかし実際に接客業でセールスやってみると、100人声かけたら90人以上断られますよね。
私も買い物をする時に店員さんにおすすめされてもまず断ります。
最初に断っているのにだらだら説明されても、その説明なんて全く聞いていません。
ゲームセンターでの接客も同じようにセールスをします。
接客が得意な人はバンバン獲得できて問題ないかもしれませんが、不得意な人は断られ続けるとセールスするのが嫌になりますよね。
それが嫌で仕事自体を辞めてしまう人もいます。
そもそもなぜセールスが断られるか考えたことありますか?
セールスする商品の説明の仕方が悪い?
セールスする商品に魅力がない?
違います。
それらは何%かの原因ではありますが、もっとも大きな原因は別の所にあるんです。
その大きな原因を理解していないからセールスが失敗してしまうのです。
いくらマニュアルを読んで案内の仕方を覚えて実践したとしても、断られるのです。
しかしこの大きな原因は、実は簡単な方法で解決する事ができます。
何も知らずにそのままセールスを続けていたら、今後も断られ続けるかもしれませんよ?
ゲームセンター店員歴10年の私が、絶対に使うべきお客さんとの会話術を解説します。
初対面でも、常連さんでも、どちらにも使えるテクニックなので、これを読んで実践しましょう!!
目次
ゲームセンター店員が絶対に使うべきお客さんとの会話術
さて早速セールスが断られるのを簡単に解決する方法を解説します。
表題にもありますが、「セールスする相手に気に入られたら」セールスの成功率はグッと上がります。
気に入られる方法は簡単です、相手を「褒める」だけです。
人は褒められると良い印象をその褒めた人に持ちます。
そしてその気に入った人がおすすめする商品は、きっと良い物だろうと思って購入するのです。
なぜ気に入られないといけないのか
人は見ず知らずの他人に勧められた物を買うのには拒否反応を示します。
しかし、仲が良い人や、尊敬している人が勧める物は喜んで購入します。
考えてみてください。
あなたが街を歩いていて、見ず知らずの人に「この服○○万円で買いませんか?」と言われても相手にしませんよね?
たとえデザインが良いだの売れているだの言われたとしても、その言っている人が胡散臭すぎて買う気にはなりません。
これと全く同じ事を接客している時にしているんです。だから断られるのです。
逆に、あなたが好きなモデルさんや俳優さんが「この服めちゃくちゃおすすめ」って発言すると買いたくなりますよね?
その時デザインが良いとか、値段が高い安いってさほど気になりません。
これと同じ事を接客している時にしましょうって事です。だから購入してくれるんです。
「見ず知らずの他人」から、「ちょっと良い人」or「気になる人」に昇格をするのがセールスの重要なポイントなのです。
気に入られる事で、その人がオススメするものは良いものだと思ってもらえるのと、
気に入っている人がオススメするものを断るのは気が引けると思ってもらえる、この両方が発生するので断られにくくなります。
気に入られる会話のネタの実践
気に入られる会話のネタは、相手を「褒める」と言いました。
しかし適当に褒めたのでは効果はありません、むしろ逆効果な場合が多いです。
適当に「かっこいいですね」「可愛いですね」って言われてもおべんちゃら使われてると思われるだけですね。
気に入られるには適切に褒める必要があります。
その適切な褒め方というのは、相手の「こだわり」を見つけて褒めるのです。
人が、自分がこだわっている事に気付いてくれたら嬉しくないですか?
- 服のコーディネートにこだわっている
- ヘアスタイルにこだわっている
- メイクにこだわっている
- 時計やアクセサリーにこだわっている
それを人から凄いですねって言われたら嬉しいですよね。
そのこだわりを褒めるのを接客で使いましょうって事です。
では人のこだわりってどうやったらわかるのかと言いますと、
「人と違うところ」を見つけるのです。
カバンに○○のキーホルダー付けてるとか、髪の色が違うとか、服がオシャレとか、探せばすぐ見つかります。
例えば自分がカバンにキティちゃんのキーホルダーを付けている時に、(自分の好きな物に変換してください)
「キティちゃん可愛いですよね、お好きなんですか?私もキティちゃん好きなんですよ」
って話しかけられたらどう思いますか?
文章だけでは伝わりにくいかもしれませんが、実際に言われると好印象を持つはずです。
人は共感できる人と親しくしようとするので。
そうして気に入られる事で、セールスを聞いてもらえるようになるんです。
このこだわりの褒め方に慣れていない人は、自分の友人や家族に言って練習しましょう。
人を観察する癖を付けると褒めどころはいくらでも見つかるようになります。
会話のネタに困ったら
もし褒めどころが何も見つからなければ相手を気遣うと良いです。
「外は寒いので、よかったら暖かいコーヒーもいかがですか?」
「雨の中お越しいただきありがとうございます、床が滑りやすくなっているのでご注意ください」
といった感じですね。
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これからゲームセンターでアルバイトをしようとしている方は仕事内容を確認してみてください。
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まとめ
接客業で使える初対面の人に一発で気に入られる会話のネタでした。
いきなりセールスするのではなく、相手のこだわりを褒めるところから会話を始めるのがコツですね。
見ず知らずの他人→ちょっと好印象の人に昇格するのがセールスを成功させる秘訣です。
セールスしても断られ続ける方はぜひ実践してみてください。
企業が指示するおすすめ方法のマニュアルなんてそのままやっても役に立ちませんからね。
それで売れるのならおすすめ方法が書かれたPOPを置いているだけでバンバン売れるはずですから。
最初に気に入られるだけで、後々発生する可能性のあるクレームも回避できたり、クレームがあったとしても被害を少なく抑えられる可能性があります。
凄く良い印象の人にいきなりキレる人はそうそういないと思います、逆に愛想が悪いでキレて来る人はたくさんいますので・・・
気に入られるのは大事ですね。
クレーム対応って精神的にやられるので回避したいですよね。
>>【クレーム対応がつらい?】元ゲーセン店員が対処法を教えます【必見】
バイトで一緒に働く人への対応方法は以下の別記事で解説してます!!