ゲームセンターで遊んでいると、ついついお菓子のUFOキャッチャー(クレーンゲーム)やってしまいますよね?
私がゲームセンターで勤務していた頃は、たくさんの方がお菓子台をプレイしていました。
子どもだけでなく、大人の方もガンガンプレイしていました。
ぬいぐるみやフィギュアは原価高いだろうし、お菓子は安いからすぐ取れるよね?って思ってしまいますよね。
でも実際にやってみると取れない事の方が多くないですか?
実はほぼ取れない設定の台があるんです。
そんな台にお金をいくら使っても取れないんです。
たかだか数百円かもしれませんが、ゲームセンターに搾取されているかもしれませんよ?
今回はゲーセンのお菓子の台で、やってはいけない仕掛け5選をその理由とともにお話します。
正直お菓子台はやらない方が良いです、その理由はこちら↓
やらない方が良いお菓子台ですが、その中でも絶対にやらない方が良い仕掛けについて解説します。
目次
『ボールバウンド』の仕掛け
景品を掴んで、手前にあるボールに落下させて、景品が上手く落とし口にバウンドするとゲット出来る仕掛けです。
一見すると、上手くバウンドすると一発で取れそうに見えますが、実際にはそう上手くはいきません。
運ゲーみたいに言われますが、そうでは無いのです。
やってはいけない理由
景品の掴み方が同じである事・アームが景品を離す位置が同じである事・ボールに景品が当たる角度が同じである事、
この3つの理由により、物理的に何回やっても毎回同じ位置にバウンドします。
だいたい奥か、写真で言うと右奥に景品がぶっ飛んでいくように出来ています。
何回もやれば「いつか」はって思うかもしれませんが、この台で「いつか」はほぼ期待できません。
それでも攻略するなら
それでもどうしてもやりたいと言うあなたへ、先ほどのやってはいけない3つの理由のうちのどれか1つを潰せば可能性が見えてきます。
アームが景品を離す位置は変更できないので、実際には2パターンですね。
1.景品を通常とは違う向きで掴む事(1回バウンドして横向いた物を横で掴む等)で景品がボールに当たる角度が変わり、落下位置が多少変わるのを狙う。
2.ボールに景品が当たる角度を変える為、ボールをセット位置より下へ押し込む、またはアームでボールを掴んで取り除く。
この2パターンを狙うしか無いでしょう、しかしこれも対策されている可能性があるのであまりオススメはしません。
稀にボールの角度設定をミスっている台もありますが、1回やってみて奥にバウンドするようならサクッと諦めましょう。
まず取れない『遠心力』
真ん中の丸いやつがモーターでくるくると回っていて、そこに景品を掴むと落とすので、遠心力で落とし口に落ちたらゲット出来る仕掛けです。
こちらも一見すると運ゲーに見えますがこれも違うのです。
やってはいけない理由
これもボールバウンドとほぼ同じ理由ですね、景品の掴み方が同じである事・アームが景品を離す位置が同じである事・回転板の回る速度が同じである事、
この3つの理由により、物理的に何回やっても毎回落とし口では無い所に落下します。
落とし口も狭く設定されています。周囲を8マスで考えた時、1マス分しか空いていないのです。
普通に計算しても1/8です。ここからさらに上記の3つの理由により確率が一桁レベルになるのです。
この台も何回もやれば「いつか」はって思うかもしれませんが、この台で「いつか」はほぼ期待できません。
それでも攻略するなら
これは正直攻略法が思い付きません。
真ん中の板にアームをぶつけて外すくらいでしょうが、あまり現実的では無いですね。
やらないが正解です。
90%以上ハズレ行きの『球体缶転がし』
アームで球体の景品を引っ掛けて転がし、坂道を転がって落とし口に落ちたらゲットという仕掛けです。
これも一見運ゲーに見えますが、実際にはそうではありません。
やってはいけない理由
この仕掛けは、パチンコ台と同じ考え方です。釘部分(写真ではDリング)に当たる事で、指定方向(ハズレ)へ誘導させています。
当たりルートから逆に見るとすぐにわかりますが、ほぼこのルートを通る事はありません。
思いっきり斜めの角度で入ってきつつ、釘部分(Dリング)に当たらないのが取れる条件なのです。
ですのでこの台も何回やっても取れ無い可能性が高いです。
それでも攻略するなら
こちらも正攻法ではダメなので、釘部分(Dリング)が外れている台を探すと良いでしょう。
たまに外れている事があるので、同じ仕掛けの台と見比べて、釘部分(Dリング)がなくなっている台があればチャンスです。
もしくは、この写真の仕掛けは対策されていますが、手前部分にハズレゾーンが無い場合、
球体缶を奥に転がすのではなく、アームを奥で止めて球体缶を手前に転がす事で直接落下させる事も出来ます。
全然跳ねない『トランポリン』
景品を掴んで、青いシートの部分でバウンドさせて落とし口に落ちたらゲットという仕掛けです。
輪ゴムを何重にも巻いてあったりするのも同じ仕掛けです。
これも運ゲーに見せかけて取れません。
やってはいけない理由
これはボールバウンドと同じ理由ですね。
景品の掴み方が同じである事・アームが景品を離す位置が同じである事・ボールに景品が当たる角度が同じである事、
この3つの理由により、物理的に何回やっても毎回同じ位置にバウンドします。
だいたいバウンドが弱くて手前のプレートで止まります。
何回もやれば「いつか」はって思うかもしれませんが、この台で「いつか」はほぼ期待できません。
それでも攻略するなら
バウンド部分がしっかり跳ねるように張られているのであれば、
軽い景品だと思った以上に飛ぶのでゲット出来る可能性はあります。
こちらも1回やってみて跳ねなければサクッと別の台に移動しましょう。
奥に倒れる『お菓子タワー』
こちらは長方形のお菓子を縦横交互に積み上げた仕掛けになっていて、景品を手前側に倒すと崩れて落下して景品がゲット出来る仕掛けです。
凄くアンバランスに見える為、手前側に倒れてきそうに見えますが、実際には奥に倒れるだけです。
やってはいけない理由
基本的にこのタワーは奥に倒れるように作ってあります。
土台のプレート部分が若干奥に傾いていたり、積み上げるタワーがちょっとずつ奥に傾いていたり、
一見真っ直ぐに積み上げられているように見えても、中身のお菓子が奥に傾けてあったりします。
その為、アームでこの景品を押すと、奥に倒れるのです。
店員さんに攻略法を聞くと、手前には倒れないので、倒れた時に跳ね返ったり、横のタワーにぶつかったりで落とすって言われます。
しかしその場合、取れても1個か2個なんです。このお菓子は1個当たり原価200円〜300円しかしません。
それでも攻略するなら
対策されている場合が多いのですが、たまに設定ミスがある台でもあるので、狙い目といえば狙い目です。
上から2段目の景品の手前側をアームで突き刺すと、テコの原理でその上が手前に傾くので、
そのまま落とせる事がありますが、そもそもその2段目に突き刺せないアームの初期位置に設定されている事が多いです。
または、景品自体が滑りやすい素材の箱であるか、景品の中身が寄りやすい物はアクションが大きくなりやすいので狙い目です。
店員さんが積み直している時に、積みにくそうにしている台は狙い目です。
この写真の仕掛けでは9段積みですが、上記攻略法をするなら、11段積みの仕掛けもあるので、こちらはより不安定になりやすいので狙い目です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
UFOキャッチャーのお菓子でやってはいけない仕掛け5選でした。
こういった仕掛けはほぼほぼ取れないのでやるのをオススメしません。
絶対取れないのは詐欺だろって思うかもしれませんが、
UFOキャッチャーに何回で取れますとか絶対取れますとか書かれていない限り、詐欺で実証するのはほぼ無理だと思います。
そもそもUFOキャッチャーを遊戯するのに対価を支払うと言うのが契約だからです、
UFOキャッチャーがプレイ出来なければ詐欺と言えるかもしれませんが、結果景品が取れなくても詐欺にはならないのです。
絶対取れます、すぐ取れますとかいってUFOキャッチャーをやらされた上で取れなければ詐欺で訴えれるかもしれません。
それがわかっているのでゲーセン側も強気な設定にしているんでしょうけどね。
最近はTwitterとかですぐ晒されるので露骨な仕掛けは減ってきてはいるのでしょうけど。
皆さんはきちんと取れる台にお金を使って欲しいですね!
私個人としては、お菓子系はプレイするのをオススメしません。
どうしてもやりたいなら、タワー系か、反動台系が良いです。
でもきちんとポイントを抑えてプレイしてくださいね!
反動台についてはこちらの記事で解説してます↓
>>【クレーンゲーム反動台】取り方・コツ・取れない理由を解説します