クレーンゲームの確率機はいくらで取れる?ゲーセンの設定金額は何円?

ゲーセンのプライズコーナーにある3本爪の『確率機』と呼ばれるUFOキャッチャーの仕様ご存知ですか?

簡単に説明すると、店側が設定した金額になるまでほぼ取れない仕様になっているクレーンゲームです。

 

2014年から『デカクレ』が登場し、これまでの景品を持ち上げるパワーがないUFOキャッチャーとは違った、景品をガッツリ掴んで持ち上げるという仕様から、初心者や普段クレーンゲームをやらない層にもヒットし、各ゲーセンが大量導入、ゲーセンのプライズ売上を一気に引き上げてきました。

デカクレの画像

その後『UFOキャッチャートリプル』や『UFOキャッチャートリプルツイン』も登場し、今や3本爪のクレーンゲームの方が主流とまでなってきています。

 

各ゲーセンに必ずあるこのクレーンゲーム、プレイした事ある方多いのではないでしょうか。

プレイする時に気になるのは、いくら使ったら取れるの?ですよね。

 

そこで今回は、クレーンゲームの確率機って一体いくら使ったら取れるのか、それぞれのゲーセンの設定金額について、元ゲーセン店員の私が解説していきます。

 

UFOキャッチャーの確率機のぬいぐるみはいくらで取れる?

クレーンゲームをプレイしている人の画像

3本爪のUFOキャッチャーは、100円〜8,000円くらいで取れます。

金額の幅広いですね・・・

 

確率機の仕様についてよくわからない方は、別記事で解説してますので、まずはこちらをお読みください。

 

確率機は設定した金額に達するまではほぼ取れません。

これは累計金額で管理しています。

 

つまり、あなたがプレイする前に他の人がたくさんお金を使って諦めていれば、比較的早く取れます

あなたがプレイする前に他の人が取って終わった台であれば、お金をたくさん使わないと取れません

 

誰かが諦めたり離れたりした台を狙うのを、ハイエナプレイとも呼ばれます。

 

今回の記事で扱うのは、最後に景品が取れてから、次に景品が取れるまでの金額です。

1個当たりいくらで取れるような設定になっているかについて、各ゲーセン毎に設定値を解説していきます。

 

確率機のゲーセン毎の設定金額は何円?

ゲームセンターの画像

各ゲームセンター毎の、確率機の設定金額について解説していきます。

今回は、全国チェーン展開しているゲーセンをピックアップしてご紹介します。

 

私がゲーセン店員の頃に、競合店調査で他店の設定をチェックしたり、こっそり店員さんに設定を聞いてみた情報です。

※同じメーカーのゲーセンであっても、店舗毎に微妙に設定が異なっていたり、景品によっても多少設定が変わる可能性があるので、あくまで目安程度にしてください。

 

確率機の設定金額

・100円〜2,500円・・・優しめ

・2,600円〜3,500円・・・並

・3,600円〜5,000円・・・厳しめ

デカクレやUFOキャッチャートリプルなどで使われる、大きいぬいぐるみの目安です。

 

セガの設定金額

セガの設定金額は、3,200円です。

原価800円に対し、3,200円の設定なので、PO率は25%ですね。

 

店舗によって設定金額の振れ幅が大きいイメージです。

 

ラウワンの設定金額

ラウンドワンの設定金額は、3,200円です。

原価800円に対し、3,200円の設定なので、PO率は25%ですね。

 

ただ、店員の設定ミスか、あからさまな確率が来たという印象を持たせないような設定いじりのせいか、確率が来ていてもパワーが足りずにハマる台も存在します。

 

ナムコの設定金額

ナムコの設定金額は、4,000円です。

原価800円に対し、4,000円の設定なので、PO率は20%ですね。

 

ショッピングモール内の場合、もっと辛い設定が多いです。

 

タイトーの設定金額

タイトーの設定金額は、4,000円です。

原価800円に対し、4,000円の設定なので、PO率は20%ですね。

 

ここも辛い設定が多いイメージです。

 

モーリーファンタジーの設定金額

モーリーファンタジーの設定金額は、4,000円です。

原価800円に対し、4,000円の設定なので、PO率は20%ですね。

 

同じく辛めのイメージです。

 



確率機の設定金額の検証は難しい

検証している人のイメージ画像

設定金額を解説しましたが、「もっとお金かかった!そんな金額なわけない」という方もいるでしょう。

これは確率機の仕様が影響しています。

 

確率機の設定は、設定金額に累計金額で動作するよう設計されています。

つまり3,000円で1個取れるように設定していた場合、3個目は9,000円で取れるようにゲーム機は動作します。

これが3,000円毎に1個取れていたのならば問題ないのですが、1個目1,000円・2個目も1,000円で取れた場合、ゲーム機は3個目を7,000円で取れるように動作するのです。

 

確率を無視した裏技などで乱獲された台の場合、5,000円使っても一向に取れる気配がないという台になります。

その台に遭遇すると、たとえ設定金額を知っていたとしても意味なかったりするんですよね・・・

(そもそもパワー設定ミスしている場合もありますので)

 

こういった理由により、実際にプレイして設定金額検証した所で、累計メーターをクリアされている台でない限り、正確な設定金額を算出するのは難しいのです。

 

後は店員さんに直接設定を教えてもらうしかないですね。

 



まとめ

以上、クレーンゲームの確率機はいくらで取れる?ゲーセン毎の設定金額についての解説でした。

 

ゲーセン毎の設定金額

  • セガ・・・3,200円
  • ラウワン・・・3,200円
  • ナムコ・・・4,000円
  • タイトー・・・4,000円
  • モーリーファンタジー・・・4,000円

だいたいこんな感じの設定金額になっていますね。

概ねPO率20%〜25%で設定されているようです。

 

ゲーセン全体でのPO率は30%を設定しているので、3本爪のクレーンゲームで5%分余分に回収し、これを不人気景品やすぐ取られてしまった景品の補填に割り当てているようです。

取れなくて何か言われても「確率機なので」で通ってしまっているので強気の設定でもいけてしまいます。

 

大手のゲーセン以外では、これよりももっと厳しい設定で運営しているところもあるみたいですしね。

100円の景品が3,000円使っても確率が来ないという動画を見たことがあります。

 

もし4,000円使っても取れない場合は設定ミスや、何かしら不具合が出ている可能性があるので、店員さんに確認してもらったりフォローしてもらうのをオススメします。

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