ゲームセンターのプライズゲーム機の「UFOあらかると」や「UFOあらかるとDX」を遊んだ事ありますか?
アームを動かして、景品をぶら下げているボールチェーンや紐に爪の隙間を通して景品を落とすゲームです。
上手く位置を合わせる事ができれば数回で取る事が出来ます。
「プライズゲームはなるべく少ない回数でゲットしたい!」ですよね。
でもこのアラカルト、プレイしてみると意外と難しくないですか?
特にこういったゲームに慣れていない方や初心者の方は何回やっても全然取れないって事があると思います。
人気景品の「そらる」や「刀剣乱舞」などの女性ファン向けの景品がよく投入されてますが、普段プライズゲームをプレイしない女性には難しいかもしれません。
私がゲームセンターで働いていた頃は、頑張っても取れない方にサポートをよくしていました。
今回はそんなあらかるとDXについて攻略法と裏技について元ゲームセンター店員が解説します。
この記事を読んで実際にプレイする際の参考にしてください。
目次
あらかるとDXの攻略方法
景品を吊るしているフックに、アームの爪をギリギリに当てるのがポイントです。
取りやすいのは、
ポイント
あらかると台の、爪の開いている幅が広いもの
景品を吊るしているフックのチェーンの粒が少ないもの
です。
アームが一番下がらない設定であっても、ジャストで当てた場合はボールが3粒〜4粒は下がります。
粒が10粒であれば、最低3回くらいで取れます。
普通にやると成功率は3〜4回に1回くらいなので、1個の景品を取るのに1,000円くらいかかります。
これくらいがあらかるとの基本難易度です。
通常であれば、アームから景品の距離が離れれば離れるほど難易度が上がります。
1P側(左下にアームがある側)だと、一番右上の景品が難易度が高いです。
ボタンを長く押している分、集中力の継続が難しいからです。
アームの移動速度が早いと、すぐボタンを離さないといけなくなるので一番近くの景品の難易度が跳ね上がります。
欲しい景品が一番遠くにある場合は、店員さんにお願いして位置を変えてもらうのもアリです。
価値が高い景品はボールチェーンではなく紐やゴムのようなものに変更して、景品がなかなか落ちないようになっています。
初心者の方にはオススメしません。
あらかるとDXの仕様
あらかるとの使用について解説します。
まず、あらかるとは実力機です。
確率機ではありません。
難易度の調整方法として
設定のポイント
アームの移動速度
横軸を止めた時のブレの有無
爪部分が伸びた後の、下へのストロークの幅
があります。
機械の設定の他に、ボールチェーンの粒の長さ、紐に変更して押し込みにくくする等の難易度調整があります。
「あらかると」の場合はボールチェーンを支えている、ピンクの皿の枚数を増やす事で押し込む粒の数を減らせます。
確率機についてはこちらで詳しく解説しています。
あらかるとDXの裏技
ここであらかるとの裏技を紹介します。
より狙いやすくする方法と、狙うポイントを変えるという発想です。
狙うコツ
狙いやすくするにはスマホを使うと良いです。
スマホは誰でも持っていますよね?
使い方は簡単!
スマホをあらかるとのガラス面にあてます。
位置は狙っている景品の押し込む部分を平行にアーム側にスライドさせた所です。
あとはアーム部分の白色とオレンジ色のパーツの境目と、スマホの上部分が重なる時にボタンを離すだけです。
離すタイミングが遅い方はスマホの位置を気持ち下に下げると良いです。
要はボタンを離すポイントの目印を置くという事です。
これに合わせてプレイする事で、精度がグンと上がります。
横軸も同じくスマホを重ねて合わせると良いです。
滑りをチェックする
スマホを合わせながらやると、その位置でボタンを離すとどれくらいズレるのか見ることができます。
ズレやアームの移動速度をチェックして、それに合わせてガイド用のスマホの位置を調整すると良いです。
何も目印を置かずにやると、どれくらいズレてるのかが感覚でしかわからないので、何か目印を置いてやるのが良いです。
店員さんにお願いする
景品の位置が一番離れていて狙いにくい場合、店員さんにお願いして位置を変えてもらいましょう。
基本的に同系統の景品が並んでいる列だと、位置変更はすぐしてもらえます。
上手く店員さんに交渉すれば、チェーンの粒が減った状態のものと、欲しい景品の粒がマックス状態のものと位置を変更してもらえる可能性があります。
何回やっても取れない場合は店員さんが粒を減らしてくれる事もあります。
店員さんに上手にお願いすると、狙うのが不得意な人でも取りやすくすることができます。
>>クレーンゲームで取りやすくする為のゲームセンター店員との交渉術
狙うポイントを変える
通常であれば景品を吊るしているチェーンの終点ギリギリを狙うのが良いのですが、景品によってはそれ以外を狙う方法もアリです。
それは、景品自体を爪で押すという方法です。
箱物などの景品はチェーンを狙うよりも箱を直接押した方が取れやすかったりします。
箱を支えているペラ輪の固定が甘いとペラ輪が剥がれて取れるという可能性もあります。
または大きい景品や箱物の景品の場合、景品が手前にはみ出しているので、アームが移動するだけで景品をなぎ払うので、その反動でフックから外れて落ちる事があります。
あらかるとは意外と狙い目
このあらかると、通常のボールチェーンの場合、実は結構狙い目なんです。
その理由は、景品の設置が面倒だからです。
「あらかると」の場合、白いフックにピンク色の皿を取り付けるのですが、これがまぁイライラするんです。
なので皿を付ける枚数が、同じ景品なのに違うというのがザラにあります。
ボール部分は切って調整するのですが、これも同じ景品なのに違うという事があります。
揃えるのが面倒なんですよね・・・
「あらかるとDX」の場合、ピンクのボールチェーンを使うのですが、これは切るのではなく、長さが違うものに取り替える必要があります。
もう古い景品なので取りやすく短いチェーンを使っていた物を、そのまま新しい景品に変更しただけでチェーンは短いままという台をよく見かけます。
このあらかるとは意外と何個取られたをゲームセンターはあまり気にしていない場合が多いので、乱獲するチャンスがあったりします。
ワーコレとか入ってたらチャンスです!
爪がすぐ折れ曲がる時
このあらかるとは爪部分にある程度負荷がかかると、爪部分が上側に折れ曲がるようになっています。
爪部分が折れたり、モーターに負荷がかかり破損しない為の仕様です。
しかしたまに景品を普通に狙っているだけなのに、爪が折れ曲がって全く下に押せないという場合があります。
原因は、爪部分を固定しているネジが緩んでいる、または取れているからです。
この状態になっていると、いくらやっても押せないので取れません。
おかしいなって思ったら店員さんに確認してもらってください。
爪部分のネジを固定しているナットが緩んでいる可能性が高いです。
プレイしていると自然と緩んでしまう事があるんです。
Youtube攻略動画
こちらは狙い方のポイント解説の動画です。
こちらは景品を爪でなぎ払って狙う動画です。
まとめ
以上、あらかるとDXの攻略と仕様・裏技についての解説でした。
この手の位置を合わせるタイプのプライズゲーム機は、感覚に頼らずに目印を定めて狙うのがポイントです。
何か目印があれば、ここの位置だったら行き過ぎ、手前過ぎがわかるので、補正もしやすくなります。
UFOキャッチャーが得意じゃない方はこの方法を試してみてください。
意外と景品自体も狙えるので、アーム自体が当てれないかも試してみてください。
目印を使うと意外と簡単になりますよ。
ぜひ1度試してみてください!
その他の機種についても解説していますので、ぜひ読んでみてください!
TRYPODというルーレットのゲーム機についての解説。
>>TRYPODは確率機?その仕様と攻略法を解説【プライズゲーム機】
バーバーカット・バーバーカットリバーシブルというハサミで紐を切るゲーム機についての解説。
>>【バーバーカット攻略】確率機の仕様と上手に狙える裏技【写真で解説】
最新機種バブルキャッチャーについての解説。
>>バブルキャッチャーの攻略と仕様【ゲームセンタープライズゲーム機】
ここまでお読みいただきありがとうございました。