ゲーセン業界に就職している方、将来が不安ではありませんか?
昇進できない、給料が上がらない、フロアでの立ち仕事が多いので40代50代になった時続けられるか不安になりませんか?
私がそうでした。
私は10年以上ゲーセンで働いていましたが、いくつかの理由により退職し、転職する事を選択しました。
私が長年働いて至った結論は、30代でゲームセンターの店員や社員をしている方は、今すぐ転職するべきです。
今回はその転職するべき5つの理由についてお話します。
目次
転職するべき5つの理由
さて、それでは早速転職すべき5つの理由についてお話します。
まずそもそも、あなたの周りで40代や50代の管理職でないゲーセン社員はどれくらいいますか?
私が20代だった頃、30代だった先輩は、管理職に昇進された方を除き、みんな退職しました。
私も10年勤務していましたが、退職しました。
退職する理由は人それぞれあると思いますが、残り続けるより退職した方が良いと判断した理由についてお話します。
ゲームセンター業界の先行き不安
ゲームセンター業界は年々縮小傾向にあります。
10年前と比較すると、店舗数は約半数になっているとも言われています。
さらに10年後はどうなっているかはまだわかりませんが、少なくとも増えているという事はないでしょう。
今現在伸びているならまだしても、衰退期に入っている現状、先は明るくないのです。
今はまだ大丈夫です、でもあなたが40代や50代になった時に、ゲームセンター業界がどうなっているのか考えてみてください。
詳しいゲームセンター衰退の内容については前回記事をご覧ください。
衰退の危機?閉店していくゲームセンターの現状と今後について考える
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将来のポスト不足
ゲームセンターが年々減っているという事は、上のポストである店長が減るという事です。
店舗が減るとさらに上のポストのエリアマネージャーも減ります。
役職で言うと課長や次長クラスのポストが増えないと言う事です。
年功序列や勤続年数で給料は上がりません、役職が上がらないと給料は増えません。
40代や50代になっても20代の頃と給料は変わらないのです。
そして店長やエリアマネージャーといった管理職は、10年後もそのまま居座り続けます。
管理職は基本デスクワークになるので長く働けるのです。
店舗が増えないのでポストが増えない、今の管理職の人が減らないのでポストが空かないという2重苦なのです。
健康面と体力的な問題
先行き不安や、上のポストがないと言っても、
「別に平社員のままでいい」とか、「出世に興味ない」と言う方もいると思います。
今はそれでも良いでしょう。しかしゲームセンターの仕事は体力が必要な仕事なので、若い時にしか出来ないんです。
健康面で考えた時に、「休みが不定期」「繁忙期は連勤が続く」「勤務時間が朝夜と変わり不安定」といった理由により、
規則正しい生活が出来ずに健康面で後々深刻な問題が発生する可能性があります。
さらに体力面で考えた時に、
「ゲーム機の移動」「メダルや両替用の100円玉の持ち運び」
「接客業なので立ちっぱなし動きっぱなし」と言った理由により、
歳を重ねるとそれぞれが辛くなってきたり、思わぬ怪我をする事もあります。
私は動きっぱなしだったので、毎日常に3万歩近く歩いていました。
その結果足の裏が常に痛い状態になり、歩けない程ではありませんが、歩くたびに痛みに耐える生活になりました。
ゲーム機や重い物を運ぶと腰にも負担がかかる為、いつかギックリ腰になるのではないかと不安になってました。
伸ばせる能力やスキルが身に付かない
ここが私が転職をするべきと思うもっとも重要な理由です。
転職する時に、今まで培った経験やノウハウがあれば、他社でも問題なくやっていけるでしょう。
しかし、ゲームセンターでは得に何も身に付かないのです。
ゲームセンターから転職しても、他のゲームセンターに就職するか、似たようなサービス業に就職するしかないのです。
10年後20年後に肉体的な衰えがあったとしても通用するスキルや資格を持たなければならないのです。
私は肉体的な限界を感じた為、プログラミングの勉強を始めました。
20代のうちに、30代前半のうちにこれに気付いて何か勉強でもしていればと後悔しています。
技術進歩による人員削減
技術は日々進歩しています。
コンビニでも無人レジが導入され始めたりと、自動化がどんどん進んでいます。
ゲームセンターでは、UFOキャッチャーも日々進化しています。
確率機の台頭により、景品の入れ替えや、設定に関わる時間が大幅に減るとともに、
その設定の簡易さから、マニュアルさえあれば誰でもできるレベルになっています。
こういった進化が続けば、ゲームセンターは社員はほぼ必要なくなり、
アルバイトスタッフさえいれば良いようになっていきます。
ずっと平社員で良いと思っていても、平社員の数が必要なくなれば、
そんな考えの人や、高齢の方から切り捨てられていってしまうのです。
会社は守ってくれない
会社は営利企業である為、貢献できる間は良いのですが、
働けないと判断すると容赦無く切り捨てます。
私の先輩で40代で働いていた方がいましたが、
上司にネチネチと仕事を振られたり文句を言われ続けて辞めてしまいました。
直接辞めろとは言われないかもしれませんが、肩身の狭い思いをさせられたりして、自主退社へ誘導されるのでしょう。
最近はカスハラと呼ばれる、迷惑なお客さんも増えてきていて、理不尽なクレームも多いです。
転職に悩む方へ
今すぐ転職を、と言いましたが実際には難しいと思います。
独身ならまだしも、家庭がある人は家族を養っていかないといけませんし、
30代での転職はなかなか難しいのも確かです。
しかしこのまま続けたとしても、先は真っ暗なのです。
そうなると大切な家族を養えなくなります。
ですので、少しずつでも何かスキルや資格を取る勉強を進めていくとか、
転職サイトに登録して探してみるとか、今すぐではないとしても、何か行動を起こすべきと私は思います。
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・神奈川県周辺の企業では役職のポストが不足しているため、裁量のある仕事を担うことができます。
まとめ
以上、30代ゲーセン社員は今すぐ転職すべき5つの理由についてお話しました。
注意ポイント
・ゲーセン業界の先行き不安
・将来のポスト不足
・健康面と体力的な問題
・伸ばせる能力やスキルが身に付かない
・技術進歩による人員削減
ゲームセンター業界に限らず、どの職業でも40代50代で働ける職場でなければ、先を見越して何か考えていかなければいけないと思います。
この記事が何かのきっかけになれば良いなと思います。
まずは転職サイトに登録して、他の職種をチェックしてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。